マッチ 〔イギリス・マッチ・歴史〕
軸木につけた頭薬を摩擦することによって容易に発火し、他に点火することを目的とする用具。当て字で燐寸と書く。
17世紀後半のリンの発見以降、簡便な発火法の研究がおこり、19世紀初期にはマッチの原型もみられるに至った。
1827年、イギリスのウォーカーJohn Walkerは、塩素酸カリウムと硫化アンチモンを頭薬とする摩擦マッチを発明し、1830年には、フランスのソーリアC.Sauriaが黄燐(おうりん)マッチを発明した。
黄燐マッチは発火性がよいので広く普及したが、黄リンの毒性と自然発火性が問題であった。
1845年以降、赤リンの利用と組成改良が進み、今日の安全マッチが確立された。黄燐マッチは1922年世界的に生産を禁止された。頭薬による分類では次の2種がある。
(1)摩擦マッチ 摩擦によりどこででも発火する側薬不要のマッチ。黄燐マッチ、無燐マッチ、硫化燐マッチなど。硫化燐マッチは現用唯一の摩擦マッチで、頭薬成分は34硫化リン、塩素酸カリウム、にかわ、ロジン、ガラス粉、亜鉛華などである。
(2)安全マッチ 頭薬が側薬との摩擦により発火するマッチ。日本で使用されている唯一のマッチである。軸木による分類では、(1)木軸マッチ マッチの大部分がこれで、軸材にハクヨウ(白楊)、サワグルミ、アスペンなどを用いる。
(2)紙軸マッチ 板紙を櫛型に裁断し軸材とする。ブック形マッチの大部分がこれである。
(3)ろう軸マッチ 紙または綿糸を心材とし、パラフィン、ワックスなどで固めたものを軸材とする。
そのほか、容器の形状から、並形、大平形、家庭小形およびブック形などが、また特殊マッチとして耐水マッチ、耐風マッチ、長軸マッチ、炎色マッチなどがある。
安全マッチの反応は、頭薬中の塩素酸カリウムと側薬中の赤リンの摩擦、接触による微小発火を起点とした、頭薬中の塩素酸カリウムと可燃剤間の発熱反応、およびこれに続くパラフィンと軸の燃焼である。
これらの一連の反応を生起させ調節し、実用性を高めるため、種々の材料が使用される。
17世紀後半のリンの発見以降、簡便な発火法の研究がおこり、19世紀初期にはマッチの原型もみられるに至った。
1827年、イギリスのウォーカーJohn Walkerは、塩素酸カリウムと硫化アンチモンを頭薬とする摩擦マッチを発明し、1830年には、フランスのソーリアC.Sauriaが黄燐(おうりん)マッチを発明した。
黄燐マッチは発火性がよいので広く普及したが、黄リンの毒性と自然発火性が問題であった。
1845年以降、赤リンの利用と組成改良が進み、今日の安全マッチが確立された。黄燐マッチは1922年世界的に生産を禁止された。頭薬による分類では次の2種がある。
(1)摩擦マッチ 摩擦によりどこででも発火する側薬不要のマッチ。黄燐マッチ、無燐マッチ、硫化燐マッチなど。硫化燐マッチは現用唯一の摩擦マッチで、頭薬成分は34硫化リン、塩素酸カリウム、にかわ、ロジン、ガラス粉、亜鉛華などである。
(2)安全マッチ 頭薬が側薬との摩擦により発火するマッチ。日本で使用されている唯一のマッチである。軸木による分類では、(1)木軸マッチ マッチの大部分がこれで、軸材にハクヨウ(白楊)、サワグルミ、アスペンなどを用いる。
(2)紙軸マッチ 板紙を櫛型に裁断し軸材とする。ブック形マッチの大部分がこれである。
(3)ろう軸マッチ 紙または綿糸を心材とし、パラフィン、ワックスなどで固めたものを軸材とする。
そのほか、容器の形状から、並形、大平形、家庭小形およびブック形などが、また特殊マッチとして耐水マッチ、耐風マッチ、長軸マッチ、炎色マッチなどがある。
安全マッチの反応は、頭薬中の塩素酸カリウムと側薬中の赤リンの摩擦、接触による微小発火を起点とした、頭薬中の塩素酸カリウムと可燃剤間の発熱反応、およびこれに続くパラフィンと軸の燃焼である。
これらの一連の反応を生起させ調節し、実用性を高めるため、種々の材料が使用される。
update:2010年02月01日
